- カーペット・ラグ TOP
- ラグ・カーペットの違いや素材・その他基礎知識
ラグ・カーペットの違いや素材・その他基礎知識
こちらのページは、絨毯・ラグ・マット・カーペットの豆知識(基礎・基本・詳細情報)集です。
カーペットとは?

現在のインテリアでは、カーペットは欠くことのできない床仕上げ材料として重要とされております。
じゅうたんは織物特有のテクスチャをもち、そのやわらかい風合いと多様な色や柄などによって、ほかの床仕上げ材(クッションフロア・フローリングなど)に比べても非常に高い装飾性をもっています。
居住面からみても絨毯敷きの床では足元が心地よく、歩行感もよく、見た目にも優しく安全です。
また、保温効果も高く、音も吸収し、まぶしい光を和らげる効果もあり、その他多くの性能面でも優れているフロアー仕上げ材です。
カーペットをその居室の使用目的に応じて活用するには、最適なデザインや色調のものを選択する能力を養うことと、その製法、素材、テクスチャなど、カーペットの種類についての知識をもつことが肝要とされています。
カーペットとラグの違いは?

カーペットとラグの違い、もしくは定義について非常によく聞かれます。
室内の床に敷く織物のことを日本語では一般的に絨毯と呼びますが、それは英語のカーペット(CARPET)の訳語です。
英語でいう敷物には、カーペット、ラグ(RUG)、マット(MAT)があり、ラグは一枚ものの部分敷きカーペットのことで、マットはそれよりも小さいもので台所(キッチン)マットや玄関マットです。
一般的にイメージされる部分敷きのものをラグ、部屋に敷き詰めるのをカーペットとして分類させて頂いております。
カーペット製造メーカーではじゅうたんとはあまり呼ばずに、横文字のカーペットやラグという規格で統一されています。
また、大きく分けるとカーペットのロールタイプとタイルタイプの2種類があり、タイルカーペットはその名の通り、50mm角もしくは、40mm角程度のタイル状のカーペットを部屋の形状に合わせて敷き詰めていくものです。
もちろん、部分敷きにも使用されており、カーペットはインテリアづくりに大いに貢献しております。
カーペットの種類は?
カーペットの種類は、大きく4つに分けて分類させて頂いております。
ラグ(デザイン性のある商品)、並べるだけの簡単レイアウトのタイルカーペット、お客様の欲しい寸法のご希望にお答えするサイズオーダーカーペット、キッチンマットや玄関口をおしゃれに玄関マット。
一般的な知識としては、現在流通しているカーペットの種類は製法、素材、デザイン、寸法などにおいて、大変多種多様になっています。
製法上の分類では織ったもの、刺繍したもの、不織のもの、編んだものなどがあり、その織り方にも手織り製品と機械製品があります。
手織り製品には敷物の最高級品として評価される手織り段通があり、機械製品には機械織り、機械刺繍、不織りフェルト製品などがあります。
ラグ&カーペットの素材とは?
カーペットの素材は、大きく天然素材と化学繊維に分けられます。
天然繊維で主なものはウール(毛)、綿(コットン)、絹(シルク)、麻(ヘンプ)などがあげられます。
化学繊維でおもなものと言えば、石炭、石油などを原料として化学合成的に作り出された合成繊維のナイロン、ポリプロピレン、アクリル、ポリエステルなどと木材などを原料とした再生繊維のレーヨンがあります。
ウールは弾力性・耐久性ともに優れており汚れにくい為、カーペットには最適な素材です。吸湿性があるため静電気も起きにくいです。
一方化学繊維は摩擦に強く、ウールよりも比較的安価なのが特徴。最もウールに近い化学繊維はアクリルです。
ナイロンは、弾力性・耐久性に優れているので、化学繊維の中でもよく用いられる素材のひとつです。
ポリプロピレンは、湿気を取り込みにくく、汚れがつきにくいといった特長があります。